[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本能のままにただかきなぐる そんな場です。 Freedom且つ絡みがあったりキリ番だったりしたCさんの絵を勝手に描いちゃうかもしれません!甘んじて許して下さい←
「おい、新入り。そんな処で寝転がってちゃいい的だぜ」
「死んだと思ってくれれば僥倖だなぁと思ったのですが」
「敵がそんな甘いヤツだと思うかよ?
見ろ見ろ、奴等次から次にばかすか打ちやがる。死んだヤツにも念入りに撃ってくるぜ。
どいつもこいつも石橋を叩いて歩くヤツばかりと見たね」
「物量作戦大いに結構ですが、弾が尽きるという事は無いのでしょうか。
そろそろ山の形が変わってきそうですよ」
「奴等の銃撃が止むのは決まって三回、朝飯、昼飯、夕飯の時だけだ。
そん時にゃ空から爆弾が降ってきやがる。有難いご馳走すぎていい加減満腹だよ」
「…おや、上官殿、突撃の銅鑼の音が鳴っていますが」
「けたたましい銃撃音で聞こえやしねえ。ほっとけ。今飛び込んでっても死ぬだけだ。
…ほれ、あいつみたいにな」
「では休憩ですね。上官殿、お尋ねしたい事があるのですが」
「好きなタイプは色白巨乳。唇がふっくらしたのが好みだな」
「僕は清楚な女性が好きです。いえ、そうではなく。この戦楽勝だと聞いていたのですが」
「へえ。そりゃお前戦地を間違えたんだろ。
あの世での戦なら楽勝だろうぜ、こっちの方が数が多いだろうからな」
「成程。それはとても残念な話を聞きました。それでは、銅鑼の音がやかましいので止めに行ってきます」
「おう、じゃあ俺もご一緒しようかね。いい加減楽な戦地に行きたいからよ」
「ご冗談を。僕は上官殿と心中する気にはなれません」
「俺もだよ」
「二郎様、戦地へ赴かれるのですね」
「はい、僕も遂に初陣という事です」
「…次に戻られるのは何時になりますか?」
「皇国の勝利と共に戻って参りましょう」
「……」
「小百合さん、そう悲しい顔をなさらないで下さい。
次の戦地は規模からみても、皇国の勝利間違いなしと云われています。三年もかからないでしょう」
「……兄は、二郎様と同じ様に勝利間違いなしと云われた戦で命を落としました」
「……」
「獣に戻った姿で、ぼろぼろになって戻って参りました。
所々その身は欠け、銃創で見るに耐えない姿です。
勝利間違いなしと云われる簡単な戦で、人はあの様な姿になるものでしょうか?」
「……」
「勿論皇国の勝利は疑っておりませんが、私は心配なのです。
貴方も同じ様な姿で戻ってきてしまうのではないか、と…」
「小百合さん」
「……いえ、差し出た事を申しました。必ず帰って来てください。それまで、お待ちしております」
「…必ず」
(僕には貴方の優しさが眩しすぎたのかもしれない)