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麦さんとこのお題にチャレンジしてみる

2008.12.23 04:12
絵は無理そうなので、断片で。
ところどころいけそうだったら絵にしてみます。
歩くとかはまとめる予感。

1番どうしようかと悩んだ結果がまひぴぱさんのところの写真をもろぱくりな罠
\(^o^)/アッー!ごめんなさいいいいいい
直立って思い浮かばなくって!!!!


1. メインPC(直立)


パシャリ、パシャリ。
音に合わせて激しい光を放つそれを受けて、ややまぶしげに目を細める。
くすくす、と光の向こうから笑い声。困ったように眉尻を下げてそちらを見ると、彼の愛しい許婚が口元に手を遣っては笑っている。

「二郎様、緊張しすぎですよ。顔がこわばってしまっています。折角の晴れ姿なのですから、笑顔で」
「小百合さん、それは無理です。特にこの…写真というのは、初めてなので。どうにも落ち着きません」

ゆるゆると首を振って、布で覆われたカメラを指差す。
軍帽に軍服、片腕には階級を示す臙脂色の外套をかけ、腰には借り物の刀。
式典などの際に着るよう渡されたそれらを身にまとい、青年は写真を撮られている。
出陣前の通例なのだ、仕方ないというスタンスをとりながらも、まだ見たことのないカメラというものに興味があったのも事実。
しかしいざ写真を撮ってみれば、じっとしていなくてはならない窮屈さと、激しい光、それに時折「笑顔で」と指示されるこの居心地の悪さ。どれをとってみてももう一度体験したくはないものだと溜息を零す。
しかし、付き添いで来てくれた許婚が思いのほかはしゃいでいるものだから、つられて少し心が浮きだっている。

「二郎様、お写真はあさってには出来上がるそうです」

写真屋からの言葉を受けて、こちらに歩み寄る少女。軽く首を傾げてそう報告すると、自分のことのように楽しみにしているらしく、満面の笑みを浮かべてみせる。その様に彼もまたくすりと笑みを零して、一つ頷く。

あ、と何かを思い立ったように少女が声を上げた。
どうしたのかと顔を窺えば、少し恥らうように頬を染め、目を伏せた少女がおずおずと口を開く。

「お写真、一枚焼き増ししても宜しいでしょうか。二郎様が戦地へ行かれている間、代わりに持っていたいのです」
「それは構いませんが…ああ、それならば二人で撮ればよかった。僕も小百合さんの写真を持って行きたかったのに」

至極残念そうにそう伝えれば、少女は眉を下げて笑みを微笑みにかえると、ゆるゆると首を振って、

「私の顔が見たくなったら、戻ってきて下さいませ。小百合はいつまでもお待ちしておりますから」


翌々日、少女のもとに現像された写真が届いた。
少し緊張した面持ちで、直立した姿勢のままじっと此方を見ている誠実そうな青年の写真を、ふと笑みを零しながら写真立ての中に飾る。

彼女は知っている。
それがもしもの時の、遺影として使われるための写真であるということを。
それでも、彼が生きている姿を閉じ込めておけるものがあって良かったと、写真立てを胸に抱き、目を閉じる。

彼が出陣する、前日の話。




2. アームメイト


刀として生を受けて幾年月。
狂人が鍛えた刀、それが私だった。

狂人はひたすら斬れ味だけを求めて、毎日毎日槌を振るう。
そうして鍛えた斬れ味を確かめるべく、毎夜毎夜野良猫を斬った。
私の体は猫の血を吸い、やがてその嘆きの声は妖の力となって私の身に宿った。
妖の力は私の斬れ味を増して、折れる事も錆びる事もないよう私の身を守った。
これ以上他の猫の血を吸うことがないようにと。

二番目の主は、年老いた剣客だった。
狂人から私を買うと、それはそれは大事に扱った。
だが彼もまた狂人の一人だった。
幾日も幾日も人を斬った。女子供であれ斬った。
そうして私の体は人の血を吸い、嘆きの声を拾って私の中に人格を生んだ。

三番目の主は、陽気な青年だった。
ある程度まで成長していた私は、猫の姿をとって青年と出会った。
彼はその姿を気に入ったのか、それとも物珍しいと思ったのか、
けっして私を刀として使うことはなかった。
やがて青年が傷つき果てようとした処で、私は別の青年へと引き継がれた。

「宜しく頼んだぜ、相棒」

そう告げて笑みを浮かべたまま谷底へ落ちていった青年を見て、
私は初めて失う悲しみというものを知った。

あれはどちらへ告げられた言葉だったのか、
今私の主となった青年は、ともあれ心に深い傷を負い、虚しさを抱えて生きていた。
命を奪われることも、奪うこともない世界で、目的を失った青年は、ただただ日々をすり抜けるように生きていく。
私もまた、そうした日々の中で徐々に力を失っていった。

しかし、新たな天地で知り合った人たちの心を受けて、少しずつ立ち直っていく青年を見るうちに、私は人の心の優しさというものを知った。
そうして私は猫の姿をとる。相棒との約束を守る為に。

「…こら、くすぐったいからやめなさい」

それでもまだ、かの青年の心に抱えられた虚しさばかりは拭い去る事はできないのだが。




3. 戦闘準備(武器を構える、魔法を詠唱するなど)


「今日はあんたんとこの上司休み?」
「…敵地のど真ん中に何の御用ですか」

今更驚きもしないが。溜息ひとつ零して、相手を見返す。

背の高い妙齢の女性、と一まとめにするには少しだけ難がある。
やや灰色の混じる顎のラインで切りそろえられた金髪に、碧眼。片目は黒の眼帯で覆われている。黙っていれば深窓の令嬢然とした容貌に、その眼帯は酷く浮いて見える。
凹凸のくっきりとした体にぴたりと沿った深緑の軍服を身に纏い、装備は十字の形をした拳銃が一丁、腰に大振りのナイフを一本。
見るからに自国の者でない人間だが、この軍において、彼女の名を姿を知らない者はいない。

「イワクラちゃんの部隊とやりあってんだけど、つまんなくてね。張り合いがないんだ弱くてさ。ねえ、坊や。あんたんところの隊は何処で待ってたら戦えるんだ?」

やれやれ、と肩を竦めて如何にもつまらなさそうに吐き出すと、少し期待を込めた目でこちらを見てくる。

「生憎、作戦については口外出来ないもので。僕も只の一兵卒ですから、詳しくは聞かされていませんしね。…ああ、このまま捕虜になって下さるなら考えなくはないのですが」
「捕虜じゃなくて客将待遇で頼むよ。それはそれで楽しそうだしね、うちの軍強いから張り合いはありそうだ。ま、あんたんとこの上司ともう一回ぐらい喧嘩してすっきりしたら考えようかな。…で、あんたんとこの上司今日休み?折角潜んできたってのに…」
「上官殿でしたら、この近くの街で女性を見初めたとかで珍しくきっちり軍服を着て逢いに行ったようですが。今日は戻らないのではないでしょうか」

さも困ったように眉尻を下げてそう言うと、こちらの言葉にがくりと肩を落とす相手。
…実際は、相手の姿が見えた時点でさっと顔を青ざめさせ、二郎の背中をどんと押した挙句自分だけ空いてるテントに滑り込んで隠れたのだが。
おかげさまでこの怪物の相手を自分がしなくてはならなくなったかと思うと、盛大に暴露してやりたい気分ではあるが、そうなればそれこそ周囲が焼け野が原になってもおかしくない。…というだけの経験はしている。
そんな事情など露知らず、こちらの嘘にも気付いていない様子でやれやれ…と手を振って、十字の形をした拳銃を手でくるりと回す彼女。なにやら楽しい事を思いついたかのように、にやにやとした笑みをこちらへ向けてくる。
――いやな予感。思わず一歩後ろに下がる。

「まあいいさ。坊やは坊やでなかなか楽しいから――折角此処まで来たんだ。遊んでくれないかい?」

(ああやっぱりこういうことになった!)
お断りします、と手を振りかけて止める。
どうせ断ったところで問答無用と銃を向けられるか、はらいせにどっかの部隊を粉砕してから帰るか、はたまた暴れたりないとテントの3つや4つを焼いて、目的の人物を見つけてしまうか、どれを考えても良い未来が想像できない。
それならば…と、浮かんだ考えに、若さゆえの蛮勇と自分に苦笑しつつ、腰の刀に手をかける。
そのまますらりと抜き放ち、半歩引いて眼前で構えた。相手を刀越しに見据えたまま、口を開く。

「…皇国第一七七八連隊外村隊、早蕨二郎。お相手仕る」
「若いのはノリがよくていいね!では、お礼代わりに皇国式の礼儀ってやつに倣うとしようか」

刀を構えての返答に満足げに頷いて、片手の拳銃を構え直し、空いた手を胸に当てる。
彼らに名乗りを上げる文化はない。貴族達の集まりなどにおいて似たような挨拶をする事はあるらしいが。
碧眼がきらりと光を放つ。紅を差した唇をきゅっと吊り上げ、不適な笑みを浮かべたまま口を開いた。

「我こそは一ツ目のルジン。偉大なる我らが女王と主の御名において刃を朱に染める者なり。――さあ、はじめようか!」
 


4. 椅子に座る
5. 正座orあぐら
6. 歩く
7. 小走り
8. 全力ダッシュ
9. バテる
10. ジャンプ
11. 着地
12. 頬杖をつく
13. うたた寝
14. 寝起き
15. 大の字
16. 仰向け
17. うつ伏せ
18. 頭を抱える(困った的な意味で)
19. ひらめく
20. ひざを抱える
21. 腕を組む
22. 飛びつく
23. 受け止める
24. お辞儀をする
25. 胸を張る
26. 回る(くるっと)
27. 躓く
28. こける
29. 落下
30. 抱きつく
31. 攻撃をしかける
32. 攻撃をかわす
33. 攻撃を食らう
34. 荷物をかかえる
35. 飲む
36. 食べる
37. 肩を組む
38. 宙返り
39. しー!(静かに、のアレ)
40. クラスならでは(自由課題)

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